やっとマックの番だ!

Steampunk Imac

スチームパンクな iMac

Think Secret が予測していた「8月7日」はどうやら本物らしい。

Steve Jobs がやるかどうかは不明だが、アップル本部でマックに関するプレス説明会があることは確定したようだ。

いつもならアップルのウワサ話になんか組しない Macworld 誌の Philip Michaels が、たまりかねてこんな記事を書いている。「やっとアップルはマックに注意を向けた!」

Macworld: “Apple turns its attention to the Mac” by Philip Michaels: 01 August 2007

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今回は招待状なし

慈悲深きアップルは、8月の酷暑を凌ぐものを我々に与えてくれた。iPhone の後に続く、そして Leopard 発表以前のこの時期に、アップルが隠し持っているものはなにかと推測する機会をだ。火曜日遅く、アップルはイベントを・・・じゃなかったプレス説明会を、クパチーノの本部で開くと発表したのだ。

Ever-thoughtful Apple has given us something to stave off the dog days of August a little while longer—a chance to speculate on what the company has up its sleeve in this post-iPhone, pre-Leopard period. Late Tuesday, the company announced that it would hold… well, not an event, really, but more of a press briefing at its Cupertino headquarters.

このテのアップル公認のプレス会合には、その内容を窺わせるデザインの招待状が発出されるのが普通だ。1月の Macworld Expo キーノートの場合は、「最初の30年は始まりに過ぎない・・・」という謎めいたメッセージを含んでいたし、 iTunes Store で映画をダウンロードできるようになったときのイベントでは、映画風のスポットライトをあしらったアップルロゴで「さあショーの始まりだ・・・」という文句が付いていた。しかし今回は、そんな気の利いた画像もなく、骨占いで占い師が未来を占うこともできない。その代わり、来週の火曜日に開くプレスイベントは「マックに焦点を合わせたものだ」とはっきりいったのだ。それが何を意味するのか、きっとどっと予想で溢れかえるに違いない。

Usually, these sorts of Apple-sanctioned press gatherings are heralded by an invitation containing some sort of tell-tale artwork—think the then-cryptic “The first 30 years were just the beginning” message before last January’s Macworld Expo keynote or the “It’s Showtime” invitation depicting the Apple logo bathed in movie-style spotlights to mark the event where Apple added movie purchases to the iTunes Store. This time, however, there’s no clever graphic for us to pore over like soothsayers studying chicken bones for clues about the future. Instead, Apple has come right out and said it—next Tuesday’s press event will be “Mac-focused,” which will doubtlessly trigger a flood of speculation over just what that means.

私はとてもうれしい。

I’m happy to oblige.

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予測に必要なもの

アップルが新製品を出すときには、ちゃんとした予測(educated guess)をするために二つのことを調べることにしている。ひとつは  Macworld 誌の Hardware Guide であり、もうひとつはアップルの直近の四半期業務報告書、特に製品別の売り上げ実績だ。前者は前回の製品のモデルチェンジからどのくらい時間が経ったか教えてくれるし、後者は販売傾向を示してくれる。

Whenever it’s time to make an educated guess on what new products Apple might have in store, I consult two things—Macworld’s Apple Hardware Guide and Apple’s most recent quarterly report, specifically the breakdown of sales by product type. The former tells me how long it’s been since a product’s undergone an update while the latter shows me what the sales trends are.

例えば Hardware Guide をざっと見るだけで、MacBook や MacBook Pro が過去数か月の間にアップグレードされた一方で、デスクトップ全製品については一年以上もモデルチェンジがなかったことが分かる。(8コアの Mac Pro は例外だ。そもそも一般向けの機種ではない。)またアップルの販売実績を見れば、記録的なマックの売り上げはラップトップによるものであることが分かる。デスクトップも第3四半期対前年比で20%増というかなりの増加だが、ラップトップの 113 万台に比べると 63 万 4000 台そこそこに過ぎない。明らかにデスクトップには成長の余地があるのだ。

For instance, glancing at the Hardware Guide, I notice that while both the MacBook and MacBook Pro have seen upgrades in the last several months, the entire desktop line has gone nearly a year without a new model (excluding the April unveiling of the eight-core Mac Pro, which really wasn’t aimed at a wide-scale audience). Looking at the sales figures from the Apple data sheet, we can see that laptops are what’s driving Apple’s record Mac sales. Desktop sales by unit rose a respectable 20 percent in the third quarter year-over-year, but the company sold only 634,000 desktops compared to 1.13 million laptops. Clearly, there’s room for growth in the desktop numbers.

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どのデスクトップマシン?

ではどのデスクトップマシンなのか。iMac のプロセッサはラップトップのマシンと同じ Core 2 Duo だ。iMac が Core 2 Duo にアップグレードしたのは昨年の秋で、MacBook Pro ラインよりひと月も前だった。インテルがモバイルプロセッサをアップグレードしたのが5月で、改良された Santa Rosa チップセットが最新の MacBook Pro に取り入れられていることを考えれば、iMacs の新しいモデルを準備中と考えるのが理にかなっているだろう。

Which desktop becomes even more apparent when you consider that the iMac uses the same Core 2 Duo chip that powers the laptop line—in fact, last fall, the iMac underwent the Core 2 Duo upgrade more than a month before the MacBook Pro line. With Intel having released its updated mobile processors in May—and with many of the improvements from that Santa Rosa chipset finding their way into the most recent MacBook Pro upgrades—it seems logical that a new line of iMacs is in the works.

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ああ、しかし・・・

ああ、しかし・・・、私の慎重な推理もここまでだ。アップグレードされたチップを入れ替えるというだけなら、アップルが大騒ぎしたりするだろうか。実際6月初旬にアップルが MacBook Pro を発表したときには、大げさにすることなく静かに発表したのだ。もしアップルが、来週火曜日にプレスを本部へ招集するということなら、新しい、改良されたプロセッサを同じ筐体に入れ換えるなんてことよりもうちょっと重要なことがあるに違いない。

Ah, but here’s where my careful reasoning falls apart: If it were merely a matter of swapping in an upgraded chip, Apple would do so without much hoopla. After all, that’s exactly what the company did in early June with the aforementioned MacBook Pro release. If Apple is summoning reporters to its headquarters next Tuesday, it’s likely to be something slightly more important than new-and-improved processors in the same old case.

もうちょっと重要なことって何だろうか。私にはまったく分からない。もしかしたらオールインワンデスクトップを入れる新しいケースかもしれない。もしかしたら極秘のテクノロジーかもしれない。それともまったく別のものかもしれない。

Now as to what that slightly more important thing is? I have no idea. Perhaps it’s a new enclosure for the all-in-one desktop. Perhaps there’s some other hush-hush technology to be introduced. Or maybe it’s something else entirely.

それがなんであれ、Macworld.com のフォーラムに書き込んで私に教えて欲しい。

Whatever it is, I’m sure you can fill me in, using the link to the Macworld.com forums below.

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参考:

・Macworld: “Apple turns its attention to the Mac” by Philip Michaels: 01 August 2007

・CNET: “Apple schedules Mac event for next Tuesday” by Tom Krazit: 31 July 2007

・MacNN: “Apple event to focus on Macs, iLife: Aug 7th“: 31 July 2007

・Engadget: “Apple gathering press for Mac event next week” by Ryan Block: 31 July 2007

・Engadget Japanese: “次のアップルイベントは87日、Mac製品を発表“: 31 July 2007

・Ars Technica: “Apple schedules Mac event for Tuesday, August 7” by Jacqui Cheng: 31 July 2007

・AppleInsider: “Apple to host Mac event next Tuesday“: 31 July 2007

・Think Secret [Secret Notes]: “Apple confirms August 7 Mac event“: 01 August 2007

・気になる、記になる…:”Apple87日にMac関連のイベントを開催“:01 August 2007

・Apple Brothers + Mac News:”Apple87日(水)に新製品発表会を開催“:01 August 2007

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コメント / トラックバック12件 to “やっとマックの番だ!”

  1. ノブヒョン Says:

    私のブログで前から言っている新iMacのマルチタッチスクリーン化。新iLife、iWorkの発表が妥当だと思っています。タッチスクリーンパソコンはすでに他メーカーで存在しており、これからの主流になるのでは。

  2. satomi Says:

    亀の甲羅もとい鶏の骨で占う、っていう表現が面白いですよね。ちょっと調べてみたらゾンビのブードゥー教から生まれたフードゥー(ややこしいな)の占いで、チキンの骨を机にバラけて、骨の部位に応じて方角とパターンを読むんだそうです。翼は旅占い、胸は恋占い。…笑

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  4. shiro Says:

    > ノブヒョン さん
    アップルの multi-touch gesture dictionary の特許が話題になっているようですね

    でも iMac に搭載されるかどうかは どうでしょうか

  5. shiro Says:

    > satomi さん

    亀甲占いならともかく チキンの骨占いというのは なんのことか分かりませんでしたが 「フードゥー」ですか

    さすが satomi さんの アンテナは高い!

  6. hirock Says:

    本命:iMac with LED BackLight & New Keyboard

    対抗:Mac mini (with PCI EXPRESS x16 ?)

    穴:Brand new NoteBook (with LED BackLight & SSD ?)

    こんなところでしょうか。
    なんとなく、1998年5月の雰囲気にいてる気がします。
    あの時はPowerBook G3の発表が確実視されていて、
    実際に発表されましたが、One more thingとして初代iMacでした。

    現在は、新型iMacがほぼ確実視されてますしね。
    One more thingがありそうです。

  7. shiro Says:

    > hirock さん
    久しぶりなので たのしみですね

  8. まさひろ Says:

    PowerbookG4を買ったすぐ後に、iMacG5がでて、熱のせいでPowerbookG5がでないまま、Intelに移行。
    MacBook ProもIntel iMacもPowerPCの時とほぼ同じサイズ。
    で、MacBook ProがCore2Duoなら、iMacは。Xeonが積めるのでは。
    8月7日に、64bitに最適化されたiWork,iLife次期バージョンをLeopardでデモ。
    4月1日なら、ありそうかな。

  9. ノブヒョン Says:

    multi-touch gesture dictionaryはディスプレイ商品としての特許だと思いますので・・iMacは既に実現しているのではと思います、iPhoneを踏襲したものが出ると思います。誰にでも使えることをポリシーとしているアップルにとっては、既に他社で実現しているタッチスクリーンをこの時点でやらないといけない。先日TVでやっていましたがパソコンを使ったことのないお年寄りにはタッチスクリーンは好評のようです。これをiMacで実現できなければAppleも遅れを取ったと思います。

  10. shiro Says:

    > まさひろ さん
    夢は広がるばかりです
    8月7日が待ち遠しい・・・

  11. shiro Says:

    > ノブヒョン さん
    出来るかどうかより やるかどうかの問題 という気がします

    ・タッチスクリーンは 入力装置との関係が大きいのではないか
    ・iPhone のように 入力装置をほぼ省いてしまったことが タッチスクリーンへの移行を不可避にした
    ・タッチを前提として ガラス面の採用に踏み切った
    ・ウワサの 6G iPod が タッチスクリーン化するかどうかは 興味津々
    ・当面 タッチスクリーンは 携帯デバイスに限られるのではないか

    ・一方 デスクトップでは キーボードとマウスという入力装置には 変更なさそうだ
    ・ウワサの iMac の場合 シネマディスプレーの液晶と同一規格化して 合理化する計画のようだ
    ・液晶画面に指跡がベタベタ付くことには (ガラス面と違って)抵抗がある
    ・シネマディスプレーまでタッチスクリーン化するのは 現時点では時期尚早ではないか

    そんな感じがしています

    ただし あくまでも個人の感想で アップルのことですから 何が飛び出してくるか分かりません
    なんとも 8月7日が待ち遠しいですね

  12. ノブヒョン Says:

    キーボード・マウスはもちろん付属するでしょう。それも新しいタイプのものが。それとタッチスクリーンを併用することで、それこそ1歳の坊やから100歳のお年寄りでも感覚的に操作できることになるのが重要だと思います。正直言って私は老眼なのでiPhoneを使う気にはなれません。その辺もAppleは視野に入れるべきでしょうね。

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