マックワールド御用達ハッキングツール

Iphone Screenshot

マックワールド誌が詳細な iPhone ハッキングを紹介している。

正確にはハッキングツール iPHK(iPhone Hacking Kit)の紹介だ。

Macworld [iPhone Central]: “The iPhone Hacking Kit, step by step” by Ben Long: 13 August 2007

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なぜ iPhone ハッキングをするのか

Why should you hack your phone?

なぜなら、そこに[iPhone が]あるからだ。

Because it’s there…

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必要なものは?

iPhone のハッキングに必要なものはインテルマックと何種類かのファイル、それにハッキング用ツール iPHK(iPhone Hacking Kit)と少しばかりの時間だ。iPHK はここからダウンロードできる。[注:原文のリンク参照]・・・あとそれに、iPhone とマックが同じ Wi-Fi ネットワークに繋がれていることも必要だ。

Hacking your iPhone requires an Intel Mac, a set of files and the iPhone Hacking Kit, which you can download here, and some time… Finally, your Mac and iPhone need to be connected to the same Wi-Fi network.

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で、何をするのか?

What we’re going to do

iPhone をハッキングする目的は、通信チャンネルを開放して、実行可能なアプリケーションを追加できるようにすることにある。iPhone は通信用のデバイスだ。だから iPhone の内部にアクセスするのは簡単だと誰もが考える。ところが、いじれないようにデザインされているため、直接内部にアクセスしようと思っても簡単にはいかない。

… Our goal is to open up a communications channel that will let us add new, executable applications to the iPhone. The iPhone is a communications device, so one would think that it would be easy to communicate with it, but because Apple designed it to be unmodifiable, finding a way to talk directly to the phone is not simple.

確かに iPhone には  Wi-Fi 接続端子、携帯ラジオ、Bluetooth などは備わっているが、これらを利用してファイルを転送するためのソフトはついていない。これらの接続端子をハックする方法もないのだ。

Yes, the phone has a Wi-Fi connection, a cellular radio, and Bluetooth, but it doesn’t actually include any software that can use these features for file transfer, and there’s no way to hack into any of those particular connections.

とはいっても、iPhone にはシリアルポートやケーブルがちゃんとついていて、その端子を通じれば iTunes にアクセスできることを iPhone も知っている。だから、「iPhone に語りかける」ことがまず最初のハッキングとなる。いくつかあるすばらしいソフトを使って、「刑務所に監禁されている」iPhone を解放してやろうというわけだ。

However, it does include a serial port and a cable, and it knows how to talk to iTunes through this connection. This, then, will be the initial method for talking to the iPhone. Thanks to some clever software, we’ll begin by breaking the phone out of the “jail” that Apple has put it in.

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このあとはむずかしくて筆者の手に余るので、興味のある方は直接読んでいただけるといいと思う。

また、なぜマックワールド誌がそんなハッキングに手を染めることになったのかという背景説明も大変おもしろい。

Macworld [Editors’ Notes]: “iPhone hacking for the rest of us” by Christopher Breen: 13 August 2007

iPhone の解説書を書いていた Christopher Breen が、iPhone 画面のスクリーンショットを撮る方法がなくて困っていたときに相談したことから、このハッキングツールが考案されるに至ったというのだが、こちらも併せてお読みいただくと興味深いと思う。

日本では iPhone を買うことすらままならないのに、海の向こうでは本格的なハッキングにまで事が進んでいるなんて、なんだかずっと後に取り残されたような感じがして残念だ。

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