JAPAiN:立ちすくむ日本

Japain

[JAPAiN:苦痛に満ちた日本]

英エコノミスト誌の日本特集から・・・

NIKKEI NET: “「ニッポンの停滞、元凶は政治家」英エコノミスト誌が特集“: 28 February 2008

日本語訳は日本経済新聞による。

日本経済新聞 [海外論調]: “英エコノミスト誌抄訳「世界第2位の経済がいまだにたちすくんでいる・・・:ニッポンの停滞、海外の厳しい目」”: 12 March 2008

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Economist: “Japain“: 21 February 2008

日本経済の停滞は政治家のせいである。現在の景気減速のスパイラルは、日本の構造的な欠陥をあらためて浮き彫りにした。数年前までは、多くの人が日本に期待をかけていた。経済力はまだまだ中国を上回り、超優良企業も少なくない。だから、米国が息切れしたときには世界経済の落ち込みを少しは埋め合わせてくれるだろうと考えていたのである。[日本経済新聞訳]

Japan’s economy is still held back by its politicians. Though much has changed since 1990, a cyclical slowdown is now laying bare Japan’s structural shortcomings. A few years ago, people hoped that Japan, which is still a bigger economic power than China and has some marvellous companies, would help take up some of the slack in the world economy if America tired; that now looks unlikely.

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だが、もはやその期待はむなしい。生産性の低さは目を覆うばかりで、新規投資のリターンは米国の半分程度。消費は相変わらず元気がない。官僚は失態続きで経済を誤らせてきた。日本に必要なのは、市場を機能させ競争を促す改革である。それなくしては、経済はまたもや失望をもたらすだけだろう。[日本経済新聞訳]

Productivity is disastrously low: the return on new investment is around half that in America. Consumption is still flagging, thanks in part to companies’ failure to increase wages. Bureaucratic blunders have cost the economy dearly, and Japan needs a swathe of reforms to trade and competition without which the economy will continue to disappoint.

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Economist: “Japan’s pain: Why Japan keeps failing“: 21 February 2008

The Laggard

[The Laggard:のろま]

そして最後に、有権者も責任の一端を負うべきである。十年前、本誌が「失望させることにかけては超一流」だと日本をやゆしたとき、論客として知られるある議員が反論した。タイトルは「失望しないことにかけては超一流の日本の有権者」とすべきだったという。総選挙はこうした有権者にも、少なくとも政治家の選択基準を高めるチャンスをくれるはずだ。[日本経済新聞訳]

Lastly, the voters must take some of the blame. Ten years ago, when The Economist lamented Japan’s amazing ability to disappoint, one shrewd parliamentarian wrote in to challenge that. The headline, he said, should have read: “The Japanese people’s amazing inability to be disappointed”. A general election would at least give them the chance to start holding their politicians to a higher standard.

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コメント / トラックバック7件 to “JAPAiN:立ちすくむ日本”

  1. TORIO Says:

    日銀の総裁問題、ガソリンの減税問題が政争の具に利用されて混乱させている。

    そんな余裕はない。

    与野党とも、もっと大きな視点に立って政治をやってもらわないと大変なことになる。

  2. Mira Says:

    soreto seijika tachi ga douro tokutei zaigen nado no kokumin no
    zei wo muda ni tsukau karada
    koushita kokumin no ikari wo seihu ha soukyu ni
    taisyi shi nai to kongo Nihon keizai ni sarani shinkoku na
    mondai wo kakaeru koto ni naru darou

  3. 矢野邦彦 Says:

    日本の問題はモット根深いと思う。端的に言うと明治維新のとき外国文化を都合よく曲解してそれが定着してしまった事にある。
    例えばCentral Intelligence Agencyは中央情報局とされたが、情報とインテリジェンスの違いが分かっていない。最近まで心理学や哲学は文学部にあった。フロイトやユングは医者であるのに。アリストテレスは幾何学の進歩を見ながら論理学を作ったが、日本では文科系・理科系と言うわけ方が定着しており、理科系は数学が基本という迷信がある。文科系である経済学は初めから数字があったのに、化学は長く定性的学問で化学方程式を使う様になったのは、会計のバランスシートの考えを借りたものである。日本の大学にはpolitical science があるのだろうか?金融工学は文化なのか理科なのか?経営工学は工学部に出来た。ビジネスは文科系と見られたのだろう。
    このようなコンセプトの食い違いが今の日本の現象を奇怪なものにしている。日本で討論と言うとき、主張を意味し、dialectから真実を求める論理的技術が無い。主張がぶつかるだけだから足して2で割る”政治的”解決しかない。
    これは日本が明治以降に真に近代化しなかったところに原因があると思う。和魂洋才で、魂の方は封建主義のままであった。その他色々あるが、もっとinsightのある分析が必要である。

  4. TORIO Says:

    矢野邦彦氏のコメント確かに納得できました。
    ただ、足して2で割る政治的解決ならまだましだが、こんどの場合は、だだっ子政治と私は言っています。2世・3世が必ずしも悪いとは言えませんが、昭和30・40年代の政治家に比べると、本当の意味で大局的ビジョンを持っている政治家がいなくなった。
    所謂、いまの国会議員は政治屋の集まりのように私の目には映ります。

  5. URU Says:

    いやぁ、隔世の感がありますな・・・
    今頃どんな顔してるのやら

  6. KOK Says:

    Great BriPain.

  7. HUS Says:

    ポン円120円
    金融立国(失笑)

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