Archive for the ‘iMac’ Category

修理技術者泣かせ(?)の新 iMac

2007年 8月 30日

Newimac-1

フランスのマックサイト MacBidouille [HardMac] が、アルミとガラスの新 iMac について興味深い話を載せている。

MacBidouille [Hardmac]: “New iMac: a Dream for Users, a Nightmare for Repair Centers” by Lionel: 29 August 2007

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アルミとガラスをくっ付ける方法

新しい iMac に触ってみるチャンスがあったら、きっとあなたはとてもゴージャスで、ガラスとアルミの継ぎ目を感じさせない仕上げがスゴいと思ったことだろう。ディスプレイはとてもすてきだが、いったいどうやって液晶パネルの前面にガラスを取り付けたのか、接着剤やネジを使わずにどうやって離れないようにしているのか知りたいと思うに違いない。

If you had the chance to touch and play with the new iMac, you must agree they are gorgeous, and the glass and metal mix is simply astonishing. The display looks great, and one would like to know how Apple could install a glass plate in front of the LCD panel, and keeping them together (no glue, no screws!).

アップルのエンジニアたちは、14個の磁石を使って、液晶パネルの前面にガラスをくっつけて、問題が生じたときは液晶そのものを修理できるようにデザインしたのだ。しかし、ガラスを取り外すための特別なツール(100 ドルもする)を新しくデザインしなければならなかった。アップル認定の全ての修理センターに備え付けておかねばならないからだ。そのツールには二つの吸着パッドがついていて、磁石の吸着力を打ち消すように使うことができる。

Apple engineers designed a series of 14 magnets to hold the glass plate, allowing it to stand in front of the LCD while allowing the panel to be repair when faulty. However, they had to design a new tool to remove the glass plate, costing USD100 and necessary for all Apple certified repair centers. It includes 2 suction pads required to be able to counter-balance the tightening strength generated by the magnets.

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修理は悪夢の始まりだ

しかしそれは修理技術者にとって悪夢の始まりに過ぎない。

But that’s only the beginning of the misery for repair tech support:

・ガラスは通常のもので「強化」[?]ガラスではないので、とても割れやすい・・・

– The glass plate is made of normal glass, and not of “securite” type, so it is very fragile…

・ガラスに指紋を付けないように、技術者は手袋をして作業をすることを要求される。

– You do not want to see finger prints on the glass, so the technician performing the operation is asked to wear gloves.

・それにこれは大事なことだが、ガラス面と液晶パネルの間にゴミが紛れ込まないように、シリコンを使ってゴミや水が凝縮するのを防がなければならない。再組み立ての前にガラス表面をチェックできるように紫外線ランプまで準備されているらしい。

– Last but not least, you should not trap dust between the glass plate and the LCD panel, so silicone must be applied to avoid dust and water condensation to be sticking. Apple is even offering a UV lamp to check the surface of the glass plate before reassembling.

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修理センターに払う法外な値段

アップルが液晶パネル交換について修理センターに支払う法外な値段のことを知ったら、新 iMac のゴージャスなディスプレイに大きな問題が生じないことを切に祈りたくなる。我々のソースによれば、これまでのところ大したことはないようだが・・・

Knowing the ridiculous price paid by Apple to Repair Centers for changing a LCD panel, let’s hope the iMac is not facing a massive problem with its new gorgeous display. According to our sources, so far so good.

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新 iMac のアルミとガラスの継ぎ目を感じさせない滑らかな仕上げについては、どうやったのか大変興味のあるところだ。しかし磁石まで使っていたとは知らなかった。

内部にアクセスさせないというアップルの執念みたいなものだけは明確に伝わったのではないかと思う。

立場を代えて修理する側になると、これは大きな難問を抱え込んだということなのかもしれない。

MacBidouille のいうとおり、ディスプレイの液晶やガラスに関して大きな問題が生じないことを切に祈りたい。

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続報(8月30日):

この MacBidouille の記事には続報があった。「ガラスを交換するといくらになるか?」

それによると「ガラス交換」の値段はさほど高くないという。前の記事の「液晶パネルを交換すると法外な値段」というのは書き過ぎで、精査の必要がありそうだ。

MacBidouille [Hardmac]: “New iMac: How Much Does It Cost to Replace the Front Glass Plate?” by Lionel: 30 August 2007

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昨日、新 iMac のガラスは液晶パネルの前面から一旦取り外すと割れやすいと書いたが、そのあと多くの読者から、実際にガラスを取り替えるとするといくらかかるかという問い合わせがあった。我々内部のソースに確かめたところ、新しい iMac の持ち主はそれほど心配しなくてもいいと思われる。20インチモデルの交換で35米ドル、24インチモデルで30米ドルだそうだ。それにプラス送料が10米ドルかかる。料金があまり安いので、彼らに二度確かめてもらったほどだ。

Following yesterday’s news, many readers asked us the price for replacing the glass plate of the new iMac as we reported it was rather fragile ONCE removed from its location in front of the LCD panel. After contacting our internal sources, owners of the new iMac should not stress so much, as they will be charged USD 35 for the 20″ model and USD 30 for the 24″ model. One will have to add USD 10 for shipping cost. We were surprised by such low prices, and they were checked twice by our sources on our request.

それから、RAM モジュールの追加・換装の場合はガラス板を外す必要はない。ただし、それ以外の作業(HD、CPU、その他の部品交換)の場合は残念ながら外さざるを得ない。どうやら新しい iMac は、ユーザーが内部にアクセスすることを制限し、ちゃんとしたツールを備えた修理センターだけが修理できるように設計されているみたいだ。

In addition, if one does need to disassemble the glass plate for adding/changing RAM modules, it will unfortunately be necessary for performing all other operation such as changing HD, CPU or any other components. It looks like this new iMac is designed for limiting user’s access to the hardware, only Repair Center will have the proper tools.

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最初に紹介した記事はいささか走り過ぎた感じがある。

「法外な値段」がそうでなかったこと(しかも20インチの方が高い?)、ガラスそのものが割れやすいのではなく、「一端外すと」割れやすいと微妙に表現を変えていること、ソースというのが外部(アップル修理センターなど)ではなく MacBidouille の内部に過ぎないらしいことなど、ツメが足りず、表現が不正確だと思われる。

いつもは複数のニュースソースで取り上げられた記事を紹介するようにしているのだが、今回はシングルソースだったため必ずしも正確でなかった。

十分チェックせずに紹介する結果となったことをお詫びする。

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ソニー製 iMac?

2007年 8月 28日

Lt5

ソニーから発表された一体型のコンピュータ・テレビを見て、複雑な思いがした。

先日発表された iMac 登場前には、こんなデザインをひそかに夢見たひとも多かったのではないだろうか。

スペックそのものは、どこかで聞いたようなものが多い。

Macworld: “Sony all-in-one PC doubles as high-def TV” by Peter Cohen: 27 August 2007

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ソニーは月曜日にオールインワン型コンピュータ「Vaio LT HD PC/TV」を発表した。コンピュータをテレビとしても使いたいというユーザーを念頭においてデザインされたものだ。10月に出荷予定で、最低価格で 1900 ドル。

Sony on Monday introduced its Vaio LT HD PC/TV, an all-in-one computer designed to appeal to users who want their computer to do double-duty as a TV. It will be available in October starting at $1,900.

22インチのワイドスクリーンを備えた一体型のデザインはアップルの iMac を思い起こさせる。しかし Vaio LT にははっきりとした違いがある。例えば、CableCard をサポートしているので、デジタルケーブルテレビの利用が可能なのだ。2900 ドル出せば HD モデルもあり、Blu-ray Disc の再生と焼き付け機能も備えている。

The all-in-one design and widescreen 22-inch display is evocative of Apple’s iMac, but the Vaio LT sports some distinct differences. It can support a CableCard, for example, which allows the unit to work in conjunction with premium digital cable television service. An “HD” model is also available for $2,900 that adds Blu-ray Disc playback and burning capabilities.

コンピュータ、テレビのどちらでも使えるように設計されているので、コンピュータ回線とは別にテレビ回線を切ることのできる A/V パワースイッチもある。また、コードがごちゃごちゃしないように、ワイヤレスキーボードとマウスを装備している。

Because it’s designed to work as both a computer and a TV, the Vaio LT sports an A/V power switch that lets you shut down the TV circuitry while still operating it as a computer. The system keeps wires to a minimum by including a wireless keyboard and mouse.

Vaio LT は透明なポリカーボネートのフレームに取り付けられ、キックスタンドを使うと水平に置くこともできるほか、VESA 互換のマウントを使って壁掛けにもできる。

The Vaio LT is encased in a transparent polycarbonate frame and sits on a horizonta surface using an integrated kickstand. It can also be mounted on the wall using a VESA-compatible mount.

Vaio LT には 1.3 メガピクセルのウェブカメラとマイクロフォンも内蔵している。インテルの Core 2 Duo プロセッサ、2GB の RAM を搭載、そのほか Microsoft Windows Vista Ultimate と別個のグラフィックカードがついているほか、802.11n ワイヤレスネットワークカードも内蔵している。

The Vaio LT features a 1.3-megapixel built-in webcamera and microphone. It uses an Intel Core 2 Duo microprocessor and 2GB of RAM, and features Microsoft Windows Vista Ultimate and a discrete graphics card. It incorporates a built-in wireless 802.11n wireless networking card.

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そもそもモニターと一体化したデザインは、考えようによっては決して新奇なものではない。

ラップトップを閉じた状態で上蓋を裏返しにし、立て掛けて脚をつければ iMac が出来上がるからだ。

あとは正面から見たときのデザインをどうするかだ。

液晶画面ぎりぎりまでベゼルを詰める方法もあるが、それではどのメーカーのものも同じに見えてしまう。(シネマディスプレイの背後に本体を積んだ形を考えれば分かる。)

第3世代の iMac が、スクリーンの下にアゴ(贅肉)を持っているのは決して偶然ではない。

アゴとアップルマークのお蔭で、モニターそっくり型から一線を画すことができるのだ。アゴは差別化のためにどうしても必要だった!

そういう意味で、第3世代 iMac は究極のデザインに近いのだ。

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実は、新 iMac の発表でひそかに恐れていたのは、シネマディスプレイの背中に本体を積んだだけのデザインだった。

そうだ。私は iMac のあのアゴが大好きなのだ。

新 iMac がこれまでのフォームファクターを維持したのを見て、実はホッとしたものだ。もっとも、黒いベゼルで iMac はパンダになってしまったけれど・・・

宙に浮かぶフローティングパネル方式はソニーにとられてしまった。アップルとしてはもうこのデザインは選べまい。

究極のデザインとなった iMac に残された途はなにか。

シネマディスプレイと組み合わせたセパレート型に向かうより仕方ないのではないか・・・

冷遇されている Mac mini はそのひとつの方向のような気がしてならない。もっとも Steve Jobs の眼の黒いうちはダメかもしれないけれど・・・

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そうだったのか!

2007年 8月 12日

Special Tool-1

特殊工具を使う

なるほどそうだったのかと思った。

それほどインパクトのある写真だった。

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新しいアルミとガラスの iMac が登場したとき、Jobs  の発表を見ただけでは「まったく継ぎ目を感じさせない前面の仕上げ」(virtually seamless front surface)という点がどうもよく分からなかった。

精密に組み合わせられた、エレガントなガラスカバーとアルミニウム筐体は、まったく継ぎ目を感じさせない前面の仕上げをかなえています。[アップルニュースリリース

An elegant glass cover joins precisely to the aluminum enclosure creating a virtually seamless front surface. [Apple News Release]

Side View

確かにアップルサイトの画像では、横から見ると真っ平らで、黒い枠(ベゼル)の部分も全然凹凸を感じさせない。しかし画像だけではどういう仕掛けになっているのかよく分からなかった。

いつもなら発表と同時にアップルストアにすっ飛んでいくのだが、病み上がりとあってはそうもいかず、ひたすらネットで見るだけでガマンしなければならなかった。

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そもそも黒いベゼルとはいったい何なのか。

「iPod nanoなの」のしゅん爺氏が大変興味深い試みをしている。

iPod nanoなの:”iMacの「ベロ」は短くなったのか?“:09 August 2007

24Inch Imacs

画像だけの比較だが、どうやら従来の液晶の周囲に黒い枠が追加されているようなのだ。

アップルサイトには、ガラスとベゼルと液晶の関係を垣間見せる詳細図もある。

Design Detail

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そんな疑問を氷解させてくれたのが KODAWARISAN 氏の写真だった。

KODAWARISAN:”バラしのキーワードは、アルミとガラス‘”:08 August 2007

KODAWARISAN: “Disassembled iMac (2007 Mid)“: 08 August 2007

Ameba de KODAWARISAN:”バラしのキーワードは、アルミとガラス“:09 August 2007

黒い枠(ベゼル)付きのガラスパネルが液晶の上に埋め込まれている。

一目瞭然、まさに百聞は一見に如かずだ。

まず、冒頭の写真が衝撃的だった。ガラス面などに取り付けて使う吸盤付きタオル掛けを使うなんて誰が考えただろうか。

Glass Removed

この工具でガラスパネルを取り外すと、下にネジが隠れていて、初めて内部へのアクセスが可能になる。黒いベゼルはガラスパネルの一部で、下のネジを隠す役割を持っているようだ。

絶対に開かせないぞ、内部にアクセスさせないぞというアップルの執念みたいなものが感じられるではないか。

KODAWARISAN 氏がよくぞここまでやられたものと心からの拍手を贈りたくなる。

海外を含めたくさんのサイトが直ちに取り上げたのも頷ける。

Ars Technica が敬意を込めて次のように書いている。

Ars Technica: “iMac autopsy (vivisection?) photos posted online” by Jacqui Cheng: 09 August 2007

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まだ詳しくご覧になっていない方は、まずアルミとガラスの iMac に関する我々のレビュー記事をご覧ください。

Ars Technica では、みんなの要望に応えて小さなガジェット(たとえば iPod や iPhone など)については分解を試みたことはあるが、マシン全部を分解することは通常やらない。だからといって、みんなが iMac の内部を死ぬほど見たがっているのを否定する訳ではない。そこで我らがクレージーな友人たちの登場という訳だ。彼らが我々の渇きを癒してくれる。

For those of you who haven’t checked it out yet, hop on over and look at our review of the new aluminum and glass iMac. While we here at Ars typically do takeaparts of smaller gadgets (like iPods and iPhones) due to the influx of requests, we don’t usually take apart entire machines. But that doesn’t mean people aren’t dying to see some iMac internals, and that’s where our crazy friends across the pond have come to save the day.

KODAWARISAN が iMac の分解写真を投稿してくれた。最もマニアックなギークですら胸を張るような出来映えだ。

Kodawarisan has posted a photo gallery of an iMac takeapart that would make even some of the geekiest geeks proud:

ワオ、すべてが詰め込まれているじゃないか。KODAWARISAN に敬意を表すために全部の写真をここに掲載することはしない。興味のあるひとは是非 KODAWARISAN のギャラリーを覗いてみて欲しい。Gizmodo の友人たちが指摘しているように、液晶は LG Phillips 製の LM201WE3 だ。分解の結果 iMac が「壊された」わけではないようだ。私の見るところ、また組み立て可能に見える。我々もかつて iPod video でそうしたんだから。(もっとも部品がいくつか残ってしまったけれど・・・。)日本人ならきっと立派にやり遂げるだろう。

Wow, they really cram all that stuff in there, huh. We won’t mirror all of the images out of respect for Kodawarisan, but go ahead and check out the galleries if you’re into that sort of thing. As our friends at Gizmodo pointed out, we see that the LCD is an LG Phillips creation (LM201WE3). Although, I wouldn’t exactly say the iMac has been “destroyed”—it certainly looks piece-together-able to me. Hell, we did it with the iPod video (with only a couple of parts leftover). I’m sure the Japanese can come up with something.

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なお、忘れてならないのは、このほかにも日本発のバラしの試みがあることだ。

かの「須山歯研」改め「須山補聴器」氏も、すばらしい写真をアップしている。

須山補聴器:”【番外】“: 08 August 2007

Glass Removed2

上の写真なんか、はずしたガラスパネルの様子がとてもよく分かるではないか。

これらの分解写真をベースに、内部パーツの詳細や換装の容易さなどについて解説した記事も出てくるのではないと楽しみだ。

KODAWARISAN 氏の方には英語のキャプションを付けたものも添えられている。海外の読者の眼に留まるためには、キャプションを英語化することもひとつの工夫だと思った。

とまれ、「バラし大国日本」の健在ぶりを見せつけた iMac の分解写真ではあった。

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参考:

・KODAWARISAN:”バラしのキーワードは、アルミとガラス“:08 August 2007

・KODAWARISAN: “Disassembled iMac (2007 Mid)“: 08 August 2007

・Ameba de KODAWARISAN:”バラしのキーワードは、アルミとガラス“:09 August 2007

・須山補聴器:”【番外】“: 08 August 2007

・Ars Technica: “iMac autopsy (vivisection?) photos posted online” by Jacqui Cheng: 09 August 2007

・Mac Rumors: “Aluminum iMac Disassembled and First Impressions“: 08 August 2007

・Think Secret [Secret Notes]: “New iMac disassembled (photos)“: 09 August 2007

・AppleInsider: “Design details and teardown photos of Apple’s new iMacs” by Katie Marsal: 09 August 2007

・MacDailyNews: “New Apple iMac dissection photos“: 09 August 2007

・Engadget: “New iMac disassembled” by Ryan Block: 08 August 2007

・Engadget Japanese: “4G iMac 早くも分解” by Ittousai: 09 August 2007

・Gizmodo: “Apple iMac Destroyed (*Sniff*)” by Brian Lam: 09 August 2007

・TUAW: “iMac take apart photos” by Dave Caolo: 09 August 2007

・MacNN: “Briefly: new iMac take-apart, more RAM upgrade“: 09 August 2007

・iPod nanoなの:”iMacの「ベロ」は短くなったのか?“:09 August 2007

・気になる、記になる…:”iMacのバラシレポート“:08 August 2007

・Blog!NOBON:”新しい「iMac」のバラし“:08 August 2007

・Apple Brothers + Mac News:”New iMac バラし・箱出しレポートなどなど – AppleSpecial Event ビデオを公開“:09 August 2007

・DesignWorks:”iMacのバラしと開封模様などが各所で公開開始“:09 August 2007

・欲望の塊 returns:”悪い方向の“:09 August 2007

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iMac のデザインと Audi

2007年 8月 12日

Imac Audi

新しい iMac のアルミとガラスのデザインを見て、触発されるひとは少なくないようだ。

TUAW: “iMac design vs. Audi” by Mike Schramm: 11 August 2007

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新しい iMac に iPhone が影響を与えていることはすでに見たところだ。だけど、こんどは Audi だって? 英国のサイト ConceptCar が書いている。新 iMac のアルミとガラスのケースは、もうひとつのクローム、アルミ、そしてガラスのデザイン、即ち Audi を思わせる、と。上のイメージでも分かるように、この比較はそれなりに有効のようだ。それなりにだが・・・。私としてはフロントガラスの[OS X ライクな]カラーがとりわけ好きだ。

We’ve already seen the iPhone’s influence on the new iMac, but the Audi? A British ConceptCar site claims the aluminum and glass casing of the new iMac reminded them of another chrome, aluminum and glass design– that of an Audi. As you can see in the picture above, the comparison kind of works. Kind of. I especially like the coloring on the windshield.

iMac のデザインがカーデザインの影響を直接受けたとは思えない。アップルのデザイナーたちがテーブルについていたとき、ひとりが窓の外を走り過ぎていく車を見て、突如インスピレーションを得たなんてことは考えられないだろう。しかし、ConceptCar も指摘しているように、両者は同じものを目指しているのかもしれない。フォームと機能の合体、優雅さとパワーの合体を・・・

I really doubt the iMac’s design was directly inspired by the car– I don’t see Apple designers sitting around a table while one of them looks out the window and is suddenly inspired by something he sees driving past. Rather, my guess is, as ConceptCar says, that they’re both headed towards the same things: form mixed with function, and grace mixed with power.

それにしても、アップルがどうしてロゴを黒にしようとしたのか、それは誰にも分からない。確かなことは、iMac が私が最初に買った車と同じ値段はするということだけだ。

But then again, who knows what inspired Apple to make that logo black? The iMac certainly costs about as much as my first car did.

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どうも解せない:Rob Griffiths

2007年 8月 10日

Dont Understand

アップルのプレスイベントの発表内容をほぼ言い当てた Rob Griffiths が首をひねっている。今回の発表にはどうも解せないことがある、と。

Macworld: “Three things I don’t understand about Apple’s moves” by Rob Griffiths: 08 August 2007

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感心半分、困惑半分

火曜日のアップルの発表を聞いて、感心半分、困惑半分の気持ちで会場を後にした。新しい iMac はしっかりしたデザインだし、 2.8GHz のスピードはものすごいだろう。(例外はつやつやディスプレイだが、これについては後で触れる。)iLife と iWork はこれまたよく出来たアップグレードだと思う。一刻も早く Numbers、Keynote、iPhoto、作り直された iMovie、その他のソフトに実際に触れてみたい。「感心した」のはこんなところだ。

After Tuesday’s announcements from Apple, I walked away both impressed and confused. The new iMac, with the possible exception of the glossy screen—more on that below—seems to be a solid design, and, at up to 2.8GHz, it should be screaming fast as well. iLife and iWork both look like solid upgrades, and I’m anxious to spend some time with Numbers, Keynote, iPhoto, the remade iMovie, and the rest of the collection. So much for the “impressed” side.

「困惑した」のは、何故アップルが次の三つの決定をしたのかという疑問だ。

The “confused” side is curious about three decisions Apple has made regarding the following items:

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その1)iMac のつやつやディスプレイ

Glossy Imac

私はつやつや(glossy:光沢液晶、光沢仕上げ)ディスプレイの MacBook を暫くの間所有していたが、結局本格的な MacBook Pro と取り替えた。二つの理由からだ。つやつやディスプレイへの外光の映り込み(glare)にガマンできなくなったことと、MacBook が搭載しているインテルのグラフィックカードよりもっといいものが欲しくなったからだ。

• The iMac’s glossy screen: I owned a glossy MacBook for a while, but finally traded up to a full-fledged MacBook Pro, for two reasons—the glare on the glossy screen became too much to deal with, and I wanted a better graphics option than the integrated Intel graphics in the MacBook.

iMac にはつやつやオンリーバージョンしかないので、自分で買うかどうか、ひとに薦めるかどうか自信がない。最終的に考えを決めるのはしばらく触ってみた後になるだろう。13インチスクリーンへの映り込みは気になって仕方がない。映り込む外光がもっと増える24インチではどれほどひどいことになるか想像できない。もしかしたら、iMac のスクリーンはコーティングが異なっているのかもしれない。今いるオレゴンのアップルストアにストックがはいったら、自分の目で確かめてみたい。

With the iMac being glossy-only, I’m not sure I would buy or recommend one, but my final judgment will have to wait for some hands-on time. I know I found glare annoying on a 13-inch screen; I can’t imagine how bad it might be on a 24-inch screen that catches even more of the ambient lighting. Perhaps the iMac screen is coated differently, though, so I’ll go check it out in person once Apple has some in stock up here in Oregon.

その結果がどうであれ、BTO としてつやつやでないディスプレイを選択できる道がないというのはどう考えてもおかしい。MacBook Pro ではそうできるのだから。多分、つやつやでないディスプレイを用意することによって生ずるコスト増(特に20インチと24インチ)のせいでそうしなかったのだろうと思う。

Regardless of how good the screen may turn out to be, it seems odd not to at least offer the non-glossy option as a BTO choice, as they do on the MacBook Pro. Perhaps the cost delta for the non-glossy screens, especially in 20-inch and 24-inch sizes, makes this a non-viable option, though.

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その2)新型キーボード

Mini Keyboard

アップルの誰かが、ワイヤレスキーボードのユーザーはテンキー(numeric keypad)や専用キー(ホーム/文末/ページアップ/ページダウン)なんか使わないと決めたせいのようだ。そんな「気の利いた」ものが欲しいなら、コード付き(有線接続)キーボードを買え、と。

• The new keyboard: Someone at Apple has apparently decided that wireless keyboard users don’t use the dedicated numeric keypad and home/end/page up/page down keys. If you want such “niceties,” you must opt for the wired keyboard.

私の場合、テンキーをよく使う。仕事だけではない。テンキーを使うゲームがあるからだ。だからどうしても必要なのだ。コード付きキーボードが大嫌いな私は、昨日限りでアップルから次のキーボードを買うことができなくなった。白の Bluetooth のキーボードがアップルの在庫からなくなる前に、予備のものをいくつか買っておくつもりだ。そうすればいずれあとで使えるだろう。

In my case, I rely on the numeric keypad, not just for work, but also for some keyboard-based games. So I pretty much must have the numeric keypad. That means that, as of yesterday, Apple took itself out of the running for my next keyboard, as I really despise wires. I’m actually going to go buy a couple of spare white Bluetooth keyboards before they vanish from stock, just so I’ll have some around for future use.

今回の決定に至る考え方が理解できない。アップルがコンパクトなワイヤレスキーボードを出すというのならそれはそれで結構なことだ。しかしフルサイズキーボードが欲しいひとのためには、どうしてそうしないのか。また、コード付きキーボードを使うひとのためにも、どうして(もし使いたいというのなら)コンパクトキーボードを用意しないのか。どちらかしか提供しないという考え方には面食らってしまう。アップルが過ちに気付いてくれることを祈りたい。すべてのワイヤレスユーザーが、コンパクトだが機能縮小したキーボードを望んでいる訳ではないと・・・

I really don’t understand the thinking behind this decision. If Apple wants to offer a compact wireless keyboard, that’s great. But for those of us who would prefer a full-size keyboard, why not give us that choice as well? Alternatively, why not let wired users pick the compact keyboard, if that’s their preference? I’m completely baffled by the either/or approach here. Hopefully Apple will see the error of its ways and realize that not all wireless users want a compact feature-deprived keyboard.

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その3)触れられなかったアップグレード

Core2Duo Mini

アップルのプレスリリースを見ると、火曜日の発表では4つのこと(新しい iMac、iLife ’08、iWork ’08 それに .Mac の充実)しかなかったと思うかもしれない。

• The unspoken upgrades: If you were to visit Apple’s Press Info pages, you’d think there were only four things of note Tuesday: the new iMac, iLife ’08 and iWork ’08, and the .Mac enhancements.

しかしそれは正しくない。アップルはその他にもつぎのようなアップグレードをしている。1)Mac mini を Core 2 Duo チップにアップグレードし RAM を増やした、2)AirPort Extreme にギガビットイーサネットを追加した、3)Xserve に RAID カードオプションを追加した。アップルの PR ページを見るだけでは、あるいはプレスイベントのビデオを見るだけでは、そのどれにも気付かないだろう。(mini については話が出たけれど、それはプレゼンテーションの終わりの Q&A セッションで聴衆の誰かが質問したからだ。)

But you’d think wrong if that’s what you thought. Apple also upgraded the Mac mini with a new Core 2 Duo chip and extra RAM, added Gigabit ethernet to AirPort Extreme, and added a RAID card option to the Xserve. If you checked Apple’s PR pages or watched the event yourself, you wouldn’t know any of that. (The mini was mentioned in the Apple event, but only because someone in the audience asked about it during the Q&A after the main presentation.)

スペシャルイベントに時間の余裕がなかったので全部について触れられなかったということは分かる。それはそれで結構だ。しかしプレスリリースから削除したことの言い訳にはならない。消費者は、知らないものについて買うかどうかの意思決定なんて出来ないからだ。プレスリリースさえないのでは、知ること自体とてもむずかしいだろう。[編集者注:マック系のニュースサイトがカバーしてくれてよかったね、Rob。]

Now I can understand that there’s only so much stage time at a special event, so some things don’t get covered. That’s fine. But there’s no excuse to not put out a press release over each of these things. After all, as a consumer, I can’t make a decision to buy something if I don’t know about it! And if there’s no press release, then it becomes much tougher to find out about such changes. (Editor’s Note: Good thing there are Mac-based news sites to cover these things, huh, Rob?)

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隠密裡のアップグレード

今回の場合、三つともすべてプラスの変化で、いずれも製品をより魅力的にするものだった。(例えば、オリジナルの AirPort Extreme は、ギガビットイーサネットが欠けていたことが最大の欠点だったではないか。)なのにアップルは、どうしてこのいい話をしなかったのか。この「隠密裡にアップグレード」(stealth upgrade)するというやり方を私は理解できない。アップル自身の利益にも、また消費者の利益にもかなわないではないか。

In this case, all three of these things are very positive changes and make the products more appealing. (The lack of Gigabit Ethernet on AirPort Extreme, for example, was a major shortcoming of the original version of the product.) So why didn’t Apple want to tell us about these nice changes? I don’t understand this “stealth upgrade” approach, as I can’t see how it benefits Apple or the consumer.

如何だろうか。つやつやディスプレイだけにしたことが意思決定として悪かったと思うひとがほかにもいるだろうか。ワイヤレスキーボードからテンキーを外したことがバカげた決定だったと思うひとがいるだろうか。またアップルは、いくつもの製品にこんな重要な変更を加えたのに、どうして発表する必要がないと考えたりしたのだろうか。私個人としては、この三つの決定をした理由がまったく理解出来ない。

So how about it? Anyone else think glossy-only is a really bad decision, or that removing the numeric keypad from the wireless keyboard is a dumb move? And why would Apple make significant changes to a number of products and yet not feel the need to tell everyone about those changes? Personally, I don’t understand the thinking behind these three decisions at all.

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さて読者のみなさんはどうお考えだろうか。

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実に見事だ:Jason Fried

2007年 8月 9日

Iphoneimacnew

ネットサーフィンの楽しみは、いろんな考えに出会えることだ。

そして、共感を覚えるものに出会えるとうれしくなる。

つぎの記事もそんなもののひとつだ。

37 signals: “How Apple’s small things influence their big things” by Jason Fried: 07 August 2007

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アップルのデザイン言語が展開していくのをみるのはとてもクールだ。ある製品デザインが次のものに続く。継続性が保たれているのだが、それでもなお新しい感じがする。とくに、小さなデザインが次の大きなデザインにつながっていくところが興味深い。

It’s cool how Apple’s design language keeps evolving. One product design follows another. There’s a continuity this way, yet things continue to feel new. And it’s interesting how their small designs influence their large designs.

iPhone の背面を見て欲しい。[冒頭画像]上部はシルバーで、下部はブラックだ。では、新しい iMac を見て欲しい。上がブラック、下がシルバーだ。iMac の上部は iPhone を水平方向に回転したように見える。

Take a look at the back of the iPhone. It’s silver on top, black on the bottom. Then take a look at the new iMac. It’s is black on top, silver on the bottom. The top of the iMac looks like an iPhone rotated to horizontal orientation.

Ipodimacold

iPhone のデザインが新しい iMac のデザインに影響を与えているように、ワイドスクリーン iPod がこれまでの iMac のデザインに影響を与えていた。

The iPhone design has influenced the new iMac design just as the widescreen iPod influenced the previous iMac design:

古い iMac は基本的には巨大な iPod だし、新しい iMac は iPhone みたいだということだ。私はこうして反復され、発展していくのを見るのが好きだ。ひとつの製品がつぎの製品に影響を与えていく。新しい素材が新しい製品に採用される。iPhone のオンスクリーンキーボードや、MacBook、新しいキーボードのスリムなキー、それらはみなよく似た形をしている。これぞまさに最高のデザインだ。

The old iMac basically looked like a huge iPod and the new iMac looks like an iPhone. I love watching them iterate and evolve. Each product playing off the next. Each new material finding its way into new products. Even the iPhone onscreen keyboard, the MacBook, and new slim keyboard keys have related shapes. This is design at its best.

そして、もうひとつ・・・

Just one more thing…

Apple-Wireless-Keyboard

実に見事だ!

Absolutely stunning.

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アルミとガラスの新 iMac

2007年 8月 8日

Newimac

久しぶりにマック中心のイベントだった。

Macworld 誌の Rob Griffiths の予想はほぼ的中だ。

新しい iMac は、これまでのモニターと一体型のデザインからあまり変わっていないのでホッとした。このフォームファクターはやはり究極のデザインだろう。

黒のベゼルはガラスの画面と密接に関連しているようだ。

ガラス画面はタッチスクリーン化を前提にしているのかと思ったら、必ずしもそうではないようだ。

また、新しいキーボードはちょっと・・・

どうやら Mac mini も生き延びたようでご同慶の至りだ。

     *     *     *

iMac のガラス

Macworld: “Apple updates iMac offerings” by Philip Michaels: 07 August 2007

さらに Jobs は、iMac の素材に使ったガラスはエレガントで引っ掻き傷がつきにくいと語った。

In addition, Jobs said, the glass material used on the iMac is elegant and scratch resistant.

アップルによれば、ガラスはアルミの筐体とぴったり合って、表面にはほとんど凸凹がなくシームレスだという。

According to Apple, the glass cover joins precisely with the aluminum enclosure to create a virtually seamless front surface.

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マルチタッチは研究課題

Q&A-1

マルチタッチマックに必ずしも肯定的でなかったのは、Q&A セッションのときだった。

Engadget: “Apple calls multitouch Mac a ‘research project’” by Paul Miller: 07 August 2007

Engadget Japanese: “ジョブズ曰く、マルチタッチMacは「研究プロジェクト」“: 07 August 2007

During the Q&A portion of today’s keynote, somebody referred the iPhone’s multitouch sensing and asked, “what about for the Mac?” Steve, surprisingly, replied. “Makes sense for the iPhone, not sure it makes sense in the Mac. Classify that as a research project.” So there you have it, straight from the horse’s mouth: Apple is at least considering letting you get all touchy touchy with your Mac’s screen, and you can’t ask for much more than that, right?

プレスカンファレンス後半の質疑応答で挙がった「iPhoneではマルチタッチを採用した。Macについてはどうか」という問いへの回答は、「iPhoneでは意味があったが、Macでも役に立つかははっきりしない。研究プロジェクトに分類しておく」というもの。

つまり研究はしているものの、近日中に製品として登場することはなさそうと考えるしかないようです。(まあ仮に近日中に登場予定があったところで予告する会社ではありませんが)。iPhoneではなくタブレットMacが欲しいかたは(マルチタッチではない) 勝手にMacタブレットModBookで我慢しておきましょう。[Ittousai 氏訳]

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アルミ製のキーボード

New Keyboard

Engadget: “Apple’s new iMac and keyboard: first hands-on” by Ryan Block: 07 August 2007

Engadget Japanese:”iMac (4代目) 実機ギャラリー“:07 August 2007

Aight, we just got our hands on the new 4th generation iMac and its wired and wireless Bluetooth keyboards. What can we say, it’s all super sexy. Unfortunately we’re not too partial to the MacBook square-key grid layout, and we really, REALLY wish Apple would get rid of the Jay Leno chin on the iMac already, but check out the pics and see for yourself.

7日のキーノートで発表された「ガラスとアルミ」iMacの実機ギャラリー。MacBook風になったキーボードは好みがあるものの、ジョブズも自賛するデザインはたしかにゴージャス(でもアップルロゴのついた「あご」部分は未だ健在)。舐めるように眺めてイメージトレーニングしたい方はしたのギャラリーへ。[Ittousai 氏訳]

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生き延びた Mac mini

Dell Clutter

なぜ mini が冷遇されるかについて John Gruber が触れている。

Daring Fireball: “Linked List: August 2007” by John Gruber: 07 August 2007

Jobs はミニを嫌っている。だからプレスイベントでも(Q&A セッションになるまで)触れられなかったし、プレスリリースにも載らなかった。それでもアップルは今日ミニを一新した。

Jobs hates the Mini, so it got neither a mention during the event (until the Q&A) nor a press release, but Apple did refresh it today…

何故 Jobs はミニを嫌うのか。プレスイベントでの彼のコメントが参考になる。デルのマシンがディスプレーやウェブカメラにつなぐのにケーブルを張り回さなければならないことをからかったが、それはまたミニにも同じく当てはまるからだった。

As for why Jobs hates it, think about his comments during the event making fun of Dell machines because of the all the cables you need to hook them up to displays and webcams. That all applies equally to the Mini.

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Paul Thurrott の第一印象

Paul Thurrott’s Internet Nexus: “Major Apple product updates“: 07 August 2007

iMac は安定したものに見える。ただ、デザインは明らかに過去のモデルの発展型だ。アップルは iMac をプロ向けモデルに仕立てたのではないかと思う。少し高級に見えるようにしたのではないか。確かに価格設定はすばらしい。

The iMac looks solid, though the design is obviously an evolution over the previous version. I’m curious that Apple went with a Pro-style enclosure with the iMac. I wonder if they’re trying to take it a bit more upscale. Certainly, the pricing appears to be excellent.

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Carl Howe の第一印象

最後に、アナリストでもある Carl Howe の第一印象・・・

Blackfriars’ Marketing: “Apple’s bumps up its iMac and software business” by Carl Howe: 07 August 2007

今回の発表のポイントはつぎのとおり。

1)アルミとガラスの20/24インチ iMac

• New aluminum and glass 20-inch and 24-inch iMacs.

2)iLife ’08 アプリはより精巧に、より強力に

• iLife ’08 applications are now slicker and more capable.

3)Web 2.0 化した .Mac

• .Mac has gone Web 2.0.

4)iWorks には表計算、ワープロ、プレゼン機能

• Apple’s iWorks adds Numbers to presentation and word processing.

これで(今年の)アップルの経営も安泰だ。何故なら・・・

1)コンシューマ向けコンピュータ製品が新学期、年末のシーズンに間に合うよう市場に出たから

• Apple’s new consumer computer lineup is now in the market.

2)ウインドウズ世界には iLife に匹敵するものがないから

• iLife now has no parallel offering in the Windows world.

3)Microsoft Office が老朽化しつつあることを iWorks が示しているから

• iWorks shows off Microsoft Office’s old age.

結論:今回の発表は、2009 年度の収益を確たるものとした iPhone の華々しい発表とは異なる。しかし、今日 iMac とソフトを発表したことで、アップルが市場に出せる製品をちゃんと持っており、消費者はこの秋と冬に新学期のため、あるいはホームコンピュータとして確実に購入できるということを示した。これらの中核となる製品群により、過去最高の業績はこれからも続くものと思われる。

The bottom line: this wasn’t the glitz of the iPhone launch that set up Apple profits for 2009. Today’s iMac and software launch was about Apple ensuring it had products in the market consumers can buy to take to school and put on home desktops this fall and winter. And with these core products, it looks to me like Apple’s record earnings will just keep on coming.

     *     *     *

ライブ中継について

Special Event

アップルの QuickTime に勝るものはないようだ。

Apple [QuickTime]: “Apple Special Event – August 2007“: 07 August 2007

iMac に関する最初の10数分はおもしろいが、ソフトの説明にはいってからはいささかだれた感じがする。

マック系メディアのライブ中継では、今回も Engadget が抜きん出ていた。

Engadget: “Live from Apple’s summer Mac product press conference” by Peter Rojas: 07 August 2007

Engadget Japanese:”アップル Mac製品」プレスカンファレンス速報“:07 August 2007

また、Engadget みたいに写真はないものの、Macworld はきちんとした文章で記事にしていて大変参考になった。

Macworld: “Apple Mac Event – Live Update” by Peter Cohen: 07 August 2007

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これが欲しい:Rob Griffiths

2007年 8月 7日

Dotmacmessage

[Apple’s .Mac will be down from 10 a.m. to noon on Tuesday. Hmmmmmmm:.Mac は火曜日午前10時から正午までメンテナンスだそうだ。フーム・・・]

さあ、祭りだ!

マックファンなら、たとえハズレる可能性があっても今夜(深夜2時)のアップルイベントの予想を立てずにはおられない。

Macworld 誌の Rob Griffiths も同じだ。

Macworld: “My Apple event wishlist” by Rob Griffiths: 06 August 2007

     *     *     *

2時間たっぷりだ

それに、スペシャルイベントは2時間の予定だ。どんなすばらしい iMac だって20分はかかるまい。だとすると火曜日には iMac 以外もあるんじゃないか。

… Additionally, the special event is set for two hours, and even the most fancy of new iMacs wouldn’t take longer than 20 minutes to introduce. So I suspect we’ll see more than just an iMac Tuesday.

     *     *     *

ほぼ確実な五つ

Rob Griffiths は、まずほぼ確実と思われるものを五つ挙げる。

1)新 iMac

iMac のアップデートはずっと延び延びになっている。ブラッシュアルミニューム、新しい CPU、新しいマザーボード、新しいサイズのモニター、高解像度 DVD のサポート? すべては24時間ちょっとで明らかになる。

• A new iMac: The iMac is way overdue for some updates. Brushed aluminum, new CPUs, new motherboard, new monitor sizes, high definition DVD support? We’ll know in just a little more than 24 hours.

2)新しいミニ

mini も iMac と同じように古くなった。だから何かが変わるだろう。ただし、アップルが mini には未来なしと決めなければの話だが。しかしもしそうなら、モニター無しで買えるマックは Mac Pro だけということになってしまう。そんなことになるとは思えない。だから、mini にも小さいながら変化があるだろう。例えばケース(白いトップよさようなら、オールアルミニュームボックスよこんにちは)とか、CPU のスピードを少し上げるとか、ハードドライブの容量を増やすとか・・・

• A new mini: The mini is just as aged as the iMac, so expect to see some changes here, too—that is unless Apple has decided that the mini has no future with the company. If that’s true, that would mean the only Mac one could buy without a monitor would be the Mac Pro, and I just don’t see that happening. So we’ll see a mini with perhaps some small changes to the case (goodbye white top, hello all-aluminum box), some speed-bumped CPUs, and a larger hard drive.

3).Mac の充実

アップル自身が上記のメッセージ[冒頭画像参照]でいっているように、.Mac はメンテナンスのため明日朝10時(太平洋時間)から正午までオフラインとなる。これはプレス発表の時間とぴったり合致する。この二つになんらかの関係があると想像するのに遺伝子生体工学の知識なんか要らない。ストレージ容量の増加、各種アプリケーションとのよりスムーズな統合、それにもしかしたらある程度の無料サービスも?

• .Mac enhancements: As Apple itself has noted in the message above, .Mac will be offline for “maintenance” tomorrow from 10 a.m. to noon Pacific time—exactly when the company will brief the press. You don’t need a degree in genetic bioengineering to suspect that the two are somehow related. More storage space, better integration with various apps, and maybe even a return of some level of free service?

4)Leopard の出荷日

アップルはすでに10月だといっているが、たったそれだけだ。OS X 10.5 の確たる出荷予定日を聞くことになるだろう。自分が最初の言い出しっぺだとすると、10月26日の金曜日に賭ける。

• Leopard’s ship date: Apple has already told us October, but that’s all. I expect we’ll hear a firm ship date for OS X 10.5. If I had first pick in the office pool, Friday, October 26 would be my pick.

5)iWork ’08 iLife ’08 のプレビュー

Steve Jobs は iLife と iWork のデモをやってみせて、10月に Leopard が出荷される際には入手できるというだろう。これらのソフトはスペシャルイベントで発表されると考えるひともいる。しかし二つとも Leopard のテクノロジーを使うと思われるので、出荷は新しい OS と同じ時期になるだろう。iLife/iWork が Leopard オンリーだといっている訳ではないことに注意。Leopard の機能のいくつかが含まれるだろうといっているのだ。アップルは OS X 10.4 ユーザーに対するチャンスも逸したりはしないだろう。しかし、先月同僚の Philip Michaels が述べたように、アップルは Leopard のいくつかの機能をアップグレードに対するインセンティブとして使うだろう。

• iWork ’08 and iLife ’08 preview: Steve Jobs will demonstrate iLife and iWork, and announce that both will be available when Leopard ships in October. Some are expecting the suite to be released at the special event, but I think both will rely on Leopard technologies, and will ship at the same time as the new OS. Note that I am not saying iLife/iWork will be Leopard only, but rather that they’ll include some features that require Leopard. Apple won’t want to pass up sales to OS X 10.4 users, but, as my colleague Philip Michaels suggested last month, the company will use some Leopard-related features as upgrade incentives.

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私が前から欲しいもの

さあ、自分で考えても合理的と思われる予測はここまでだ。それでも、以上全部でも2時間はかかるまい。だから私が前々から欲しいもの(personal pet projects)も二つだけ入る余地があると思うのだ。

OK, so much for my rational predictions. I still don’t see the above taking a full two hours, so that leaves room for two personal pet projects.

1)ナゾのミッドレンジ Mac minitower

mini のビッグブラザーだ。Mac Pro ほどのパワーや値段は要らないというひと向けで、拡張オプション付き。もっともコイツは出ないと思うけれど。だって Mac Pro ともろにぶっつかるだろうから・・・

• The Mythical midrange Mac minitower: The big brother to the mini, this box provides expansion options to those who want them, but don’t want or need the power (and expense) associated with the Mac Pro. I doubt we’ll see this one, though, as I think it would cannibalize Mac Pro sales too much.

2)The MacLightBook Pro

アップルのポータブルラインナップで欠けているヤツだ。スペックはつぎのとおり。小型のマシンで13インチのバックライト液晶画面、スクリーン解像度は 1,280 x 800、NVIDIA GeForce Go 7400 のビデオアダプター、重量は 3.7 ポンド、カメラとマイク内蔵、プロセッサは 2.16GHz Core 2 Duo、2GB のメモリーと 4GB のキャッシュ、200GB SATA のハードドライブ、SuperDrive、無線は 802.11a/b/g 内蔵、それに Ethernet も内蔵だ。えっ、不可能だって? ソニーならこのスペックのマシンはいくらでもあるぞ。ソニーに出来るのなら、今や業界標準のパーツを使うようになったアップルにとって出来ないわけないだろう。MacLightBook Pro だよ。そんなマシンなら、手持ちの MacBook Pro なんかすぐに売っぱらっちゃう。たとえ値段が MacBook Pro と同じかそれ以上でも・・・

• The MacLightBook Pro: This is the missing link in Apple’s portable lineup. A smaller machine with a 13-inch LED backlit 1,280-by-800 resolution screen powered by a NVIDIA GeForce Go 7400 video adapter, weight of 3.7 pounds, built-in camera and microphone, 2.16GHz Core 2 Duo CPU with 2GB of memory and 4GB of cache, a 200GB SATA hard drive, SuperDrive, built-in 802.11a/b/g wireless, and built-in Ethernet. Impossible, you say? Well, Sony builds a full line of machines with those specs. If Sony can do it, and Apple’s now using the same industry-standard parts, why can’t we have a MacLightBook Pro? I would sell my MacBook Pro in a heartbeat for such a machine—even if it cost the same or more than the MacBook Pro!

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さあ、あなたの予想リストの準備はできただろうか。

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やっとマックの番だ!

2007年 8月 2日

Steampunk Imac

スチームパンクな iMac

Think Secret が予測していた「8月7日」はどうやら本物らしい。

Steve Jobs がやるかどうかは不明だが、アップル本部でマックに関するプレス説明会があることは確定したようだ。

いつもならアップルのウワサ話になんか組しない Macworld 誌の Philip Michaels が、たまりかねてこんな記事を書いている。「やっとアップルはマックに注意を向けた!」

Macworld: “Apple turns its attention to the Mac” by Philip Michaels: 01 August 2007

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今回は招待状なし

慈悲深きアップルは、8月の酷暑を凌ぐものを我々に与えてくれた。iPhone の後に続く、そして Leopard 発表以前のこの時期に、アップルが隠し持っているものはなにかと推測する機会をだ。火曜日遅く、アップルはイベントを・・・じゃなかったプレス説明会を、クパチーノの本部で開くと発表したのだ。

Ever-thoughtful Apple has given us something to stave off the dog days of August a little while longer—a chance to speculate on what the company has up its sleeve in this post-iPhone, pre-Leopard period. Late Tuesday, the company announced that it would hold… well, not an event, really, but more of a press briefing at its Cupertino headquarters.

このテのアップル公認のプレス会合には、その内容を窺わせるデザインの招待状が発出されるのが普通だ。1月の Macworld Expo キーノートの場合は、「最初の30年は始まりに過ぎない・・・」という謎めいたメッセージを含んでいたし、 iTunes Store で映画をダウンロードできるようになったときのイベントでは、映画風のスポットライトをあしらったアップルロゴで「さあショーの始まりだ・・・」という文句が付いていた。しかし今回は、そんな気の利いた画像もなく、骨占いで占い師が未来を占うこともできない。その代わり、来週の火曜日に開くプレスイベントは「マックに焦点を合わせたものだ」とはっきりいったのだ。それが何を意味するのか、きっとどっと予想で溢れかえるに違いない。

Usually, these sorts of Apple-sanctioned press gatherings are heralded by an invitation containing some sort of tell-tale artwork—think the then-cryptic “The first 30 years were just the beginning” message before last January’s Macworld Expo keynote or the “It’s Showtime” invitation depicting the Apple logo bathed in movie-style spotlights to mark the event where Apple added movie purchases to the iTunes Store. This time, however, there’s no clever graphic for us to pore over like soothsayers studying chicken bones for clues about the future. Instead, Apple has come right out and said it—next Tuesday’s press event will be “Mac-focused,” which will doubtlessly trigger a flood of speculation over just what that means.

私はとてもうれしい。

I’m happy to oblige.

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予測に必要なもの

アップルが新製品を出すときには、ちゃんとした予測(educated guess)をするために二つのことを調べることにしている。ひとつは  Macworld 誌の Hardware Guide であり、もうひとつはアップルの直近の四半期業務報告書、特に製品別の売り上げ実績だ。前者は前回の製品のモデルチェンジからどのくらい時間が経ったか教えてくれるし、後者は販売傾向を示してくれる。

Whenever it’s time to make an educated guess on what new products Apple might have in store, I consult two things—Macworld’s Apple Hardware Guide and Apple’s most recent quarterly report, specifically the breakdown of sales by product type. The former tells me how long it’s been since a product’s undergone an update while the latter shows me what the sales trends are.

例えば Hardware Guide をざっと見るだけで、MacBook や MacBook Pro が過去数か月の間にアップグレードされた一方で、デスクトップ全製品については一年以上もモデルチェンジがなかったことが分かる。(8コアの Mac Pro は例外だ。そもそも一般向けの機種ではない。)またアップルの販売実績を見れば、記録的なマックの売り上げはラップトップによるものであることが分かる。デスクトップも第3四半期対前年比で20%増というかなりの増加だが、ラップトップの 113 万台に比べると 63 万 4000 台そこそこに過ぎない。明らかにデスクトップには成長の余地があるのだ。

For instance, glancing at the Hardware Guide, I notice that while both the MacBook and MacBook Pro have seen upgrades in the last several months, the entire desktop line has gone nearly a year without a new model (excluding the April unveiling of the eight-core Mac Pro, which really wasn’t aimed at a wide-scale audience). Looking at the sales figures from the Apple data sheet, we can see that laptops are what’s driving Apple’s record Mac sales. Desktop sales by unit rose a respectable 20 percent in the third quarter year-over-year, but the company sold only 634,000 desktops compared to 1.13 million laptops. Clearly, there’s room for growth in the desktop numbers.

     *     *     *

どのデスクトップマシン?

ではどのデスクトップマシンなのか。iMac のプロセッサはラップトップのマシンと同じ Core 2 Duo だ。iMac が Core 2 Duo にアップグレードしたのは昨年の秋で、MacBook Pro ラインよりひと月も前だった。インテルがモバイルプロセッサをアップグレードしたのが5月で、改良された Santa Rosa チップセットが最新の MacBook Pro に取り入れられていることを考えれば、iMacs の新しいモデルを準備中と考えるのが理にかなっているだろう。

Which desktop becomes even more apparent when you consider that the iMac uses the same Core 2 Duo chip that powers the laptop line—in fact, last fall, the iMac underwent the Core 2 Duo upgrade more than a month before the MacBook Pro line. With Intel having released its updated mobile processors in May—and with many of the improvements from that Santa Rosa chipset finding their way into the most recent MacBook Pro upgrades—it seems logical that a new line of iMacs is in the works.

     *     *     *

ああ、しかし・・・

ああ、しかし・・・、私の慎重な推理もここまでだ。アップグレードされたチップを入れ替えるというだけなら、アップルが大騒ぎしたりするだろうか。実際6月初旬にアップルが MacBook Pro を発表したときには、大げさにすることなく静かに発表したのだ。もしアップルが、来週火曜日にプレスを本部へ招集するということなら、新しい、改良されたプロセッサを同じ筐体に入れ換えるなんてことよりもうちょっと重要なことがあるに違いない。

Ah, but here’s where my careful reasoning falls apart: If it were merely a matter of swapping in an upgraded chip, Apple would do so without much hoopla. After all, that’s exactly what the company did in early June with the aforementioned MacBook Pro release. If Apple is summoning reporters to its headquarters next Tuesday, it’s likely to be something slightly more important than new-and-improved processors in the same old case.

もうちょっと重要なことって何だろうか。私にはまったく分からない。もしかしたらオールインワンデスクトップを入れる新しいケースかもしれない。もしかしたら極秘のテクノロジーかもしれない。それともまったく別のものかもしれない。

Now as to what that slightly more important thing is? I have no idea. Perhaps it’s a new enclosure for the all-in-one desktop. Perhaps there’s some other hush-hush technology to be introduced. Or maybe it’s something else entirely.

それがなんであれ、Macworld.com のフォーラムに書き込んで私に教えて欲しい。

Whatever it is, I’m sure you can fill me in, using the link to the Macworld.com forums below.

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参考:

・Macworld: “Apple turns its attention to the Mac” by Philip Michaels: 01 August 2007

・CNET: “Apple schedules Mac event for next Tuesday” by Tom Krazit: 31 July 2007

・MacNN: “Apple event to focus on Macs, iLife: Aug 7th“: 31 July 2007

・Engadget: “Apple gathering press for Mac event next week” by Ryan Block: 31 July 2007

・Engadget Japanese: “次のアップルイベントは87日、Mac製品を発表“: 31 July 2007

・Ars Technica: “Apple schedules Mac event for Tuesday, August 7” by Jacqui Cheng: 31 July 2007

・AppleInsider: “Apple to host Mac event next Tuesday“: 31 July 2007

・Think Secret [Secret Notes]: “Apple confirms August 7 Mac event“: 01 August 2007

・気になる、記になる…:”Apple87日にMac関連のイベントを開催“:01 August 2007

・Apple Brothers + Mac News:”Apple87日(水)に新製品発表会を開催“:01 August 2007

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新しい iMac の噂

2007年 7月 25日

Imac Replaced

新しい iMac の噂がまたぞろ出始めた。

前からあった噂に加えて、iPhone 発売直前の出陣式で Steve Jobs が語ったこともあって期待がいや増す。

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とてつもないヤツ

三本柱の最初はマックだ。これに関連して Steve はこういっている。これまでで「最良のマック」を準備中だ。来年登場するコイツは「とてつもない」[off the charts:数値を表すグラフが外にはみ出すぐらいすごいという意味]ヤツだ、と。ワオ、なんともオイシいニュースじゃないか。

The first leg is the Mac business, which Steve addressed by saying that they have the “best Macs” in the new product pipeline ever right now, and that the stuff coming out in the next year is “off the charts.” Wow, sounds juicy.

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Jobs の発言は iMac を意識してのことではなさそうだが、巷の噂では Think Secret が突出している。なにせ8月7日と日付まで特定して予想しているのだから。

Think Secret [Secret Notes]: “Save the date: August 7 for new iMac, iLife to emerge early?“: 17 July 2007

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いよいよ8月7日だ

信頼すべき情報(複数)によれば、先にも報告した新しい iMac は、いよいよ8月7日に発表の照準を定めたようだ。一方、アップルが次世代 iLife を同じ時期に向けて準備中という兆候もある。新学期の購入シーズンに先立って iMac をより魅力あるものにするためだという。

July 17, 2007 – Reliable sources have zeroed in further on the release date for Apple’s revamped iMac since our last report, pointing to an announcement on August 7. Meanwhile, preliminary signs suggest Apple may be ready to release its next-generation iLife suite around the same time in an effort to further bolster the iMac’s appeal ahead of the back-to-school buying season.

アップルが8月第一週に iMac をモデルチェンジする可能性が大変高いことを、複数の情報が示している。2006 年1月のインテルプロセッサ採用以来初めて、iMac は大幅モデルチェンジをすることになる。筐体はまったく新しいブラッシュアルミニューム製のメタルボディを採用することになりそうだ。

Multiple sources have said Apple’s highly anticipated iMac revision is expected in the first week of August. The revamped iMac will represent the first substantial upgrade to the system since it initially adopted Intel processors in January 2006, and will sport an entirely new brushed aluminum enclosure.

iLife が8月に出るかどうかはいささか不明。2006 年の末以来複数の情報筋は、次期バージョンの iLife および iWork は Mac OS X 10.5 の新技術を利用するので、Leopard が発売されるまでは発表されないとこれまでいい続けてきた。

Word of iLife’s appearance in August is less certain. Sources have said since late 2006 that the next versions of iLife and iWork would not be released until Leopard hits shelves, with both suites set to take advantage of new technologies in Mac OS X 10.5.

最近の他の情報(複数)では、アップルは新しい iLife の準備を完了したともいう。ただ、iLife が Leopard の10月発表と軌を一にするのであれば、そんなに早く登場するとも思われないが・・・

Other sources have more recently said Apple is already making preparations for the release of the new iLife, something that ordinarily wouldn’t happen so soon if iLife was tracking for an October release alongside Leopard.

     *     *     *

Think Secret のこの噂は「Secret Notes」というカテゴリーのものだ。MacRumors でいうと「Page 2」にあたる。噂はうわさでも信憑性についていまひとつという感じのものがこのカテゴリーにはいる。

噂系にもそれなりの仁義があるということ。

8月7日説はその手の噂だということになる。

アップルが噂系のいくつかのサイトを法廷に訴えて以来、噂系の有り様が大きく変わった。

Think Secret は内部通報者の情報に重点をおく従来の方向を踏襲した。しかしディープスロートに頼るこの方法は当たれば大きいが、ソース次第では大きなポカとなる。何度かポカを繰り返した挙げ句、「Secret Notes」というカテゴリーが誕生した。

一方、Think Secret と双璧をなしていた AppleInsider は噂系から一般ニュース系を指向した。ライターを明示、アナリスト情報などがメインとなり「信頼できる筋」が比較的減った。

そして、記事の量が爆発的に増大した。

AppleInsider には「silvervine の定点観測所」という優れた日本語翻訳サイトがある。すばらしい翻訳にはいつも敬服しているが、さすがに全部の記事を翻訳するのは大変で、最近では silvervine 氏が取捨選択されたものを主に翻訳しておられるようだ。

Think Secret に先行する AppleInsider の記事では、Piper Jaffray を引用し、新しいキーボードについて触れている。

とまれ、目下のところ8月7日説を唱えているのは Think Secret だけ。

Think Secret は7月6日の記事でも、iMac についてつぎのように書いている。

Think Secret: “Next-generation iMac tracking for August“: 6 July 2007

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2インチのアルミニューム製筐体

次期 iMac は、最近アップグレードされた MacBook Pro とほぼ同じ内部構造だが、筐体はブラッシュアルミニュームを採用し、約2インチの厚さだといわれる。

… The iMac, which will be based on similar internals as the recent MacBook Pro revision, will sport a brushed aluminum enclosure and will measure just two inches thick.

エレガントな新しい筐体は iMac の現行モデルに似ているが、ディスプレー下部のアゴの部分(内部構造の大部分がはいっている)は今より狭くなるといわれている。

The elegant new enclosure will somewhat resemble the current white iMac but is said to feature a shorter space below the actual display, where most of the internals are housed.

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はてさてどんな iMac が登場するのだろうか。

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参考:

・Think Secret: “Next-generation iMac tracking for August“: 06 July 2007

・Think Secret [Secret Notes]: “Save the date: August 7 for new iMac, iLife to emerge early?“: 17 July 2007

・AppleInsider: “Next-gen iMacs to bundle new Apple keyboard” by Kasper Jade: 09 July 2007

・AppleInsider: “Apple iMac makeover appears ripe for summer, says firm” by Prince McLean: 12 July 2007

・9 to 5 Mac: “Intel’s New Processors Bound for iMacs on (or around) August 7th?” by Cleve Nettles: 17 July 2007

・Mac Rumors: “iMac Revision, iLife, iPods on August 7th? [Update]“: 17 July 2007

・Engadget: “Apple rumor report: new iMacs and iLife on August 7th” by Joshua Topolsky: 17 July 2007

・Engadget Japanese: “iMac87日登場?という噂” by Ittousai: 18 July 2007

・InsanelyMac Forum: “Future Hardware Rumour Round-up!” by do1: 18 July 2007

・Ars Technica: “Rumor: iMac, iLife coming in early August” by Jeff Smykil: 18 July 2007

・MacDailyNews: “RUMOR: Apple preps next-gen Apple iMacs for August 7th release“: 18 July 2007

・MacDailyNews: “New iMacs from Apple in three weeks? (plus 1997 Apple-Microsoft deal explained)“: 19 July 2007

・PC Magazine: “Three Weeks to New iMac?” by Think Secret staff: 19 July 2007

・TUAW: “Rumor: New iMac on August 7” by Mike Schramm: 19 July 2007

・気になる、記になる…:”次期iMacは来月にもリリース??“:07 July 2007

・気になる、記になる…:”iMac登場は87日で間違いないかも“:18 July 2007

・Mac de Life:”New iMacの厚さは2inch“:07 July 2007

・Mac de Life:”New iMacには「New keyboard」で?“:10 July 2007

・Mac de Life:”New Keyboardはメディアコントロール付き“:18 July 2007

・平成鸚鵡籠中記:”iMacに望むこと“:09 July 2007

・ringo-sanco:”「新しいiMac」が夏に登場する確率は80%“:13 July 2007

     *     *     *

アップデート:これが新 iMac キーボード?(7月28日)

Imackbtop

噂の8月7日が近づいたところで、新しい iMac のキーボードと称する写真がネットにリークされた。

ブラッシュアルミ製の超薄型キーボード。写真を載せたのは Engadget だ。

Engadget: “Is this the new iMac keyboard?” by Thomas Ricker: 27 July 2007

Engadget Japanese:”iMacのアルミキーボード流出?“:27 July 2007

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Imackbside

フルサイズの画像(それもたくさん)を情報提供者から今受け取った。これは本物だと思う。でも、コマンドキーからアップルのロゴをほんとに外すのだろうか。

Update: Full-sized image (and plenty more) just received from our tipster. You know, we believe that this is the real deal. But did they really remove the Apple logo from the command key?

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8月7日説をとった Think Secret も、これは本物らしいといっている。

Think Secret [Secret Notes]: “Brushed aluminum iMac’s keyboard apparently revealed“: 27 July 2007

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キーボードの写真(白の低いキーとブラッシュアルミの更に低い表面)は最近浮上した噂と合致している。

The photos of the keyboard, which sports low-profile white keys and a brushed aluminum lower surface, are consistent with rumors that have surfaced recently.

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8月7日の新 iMac 登場はいよいよ本物か・・・

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参考:

・Engadget: “Is this the new iMac keyboard?” by Thomas Ricker: 27 July 2007

・Engadget Japanese:”iMacのアルミキーボード流出?“:27 July 2007

・Think Secret [Secret Notes]: “Brushed aluminum iMac’s keyboard apparently revealed“: 27 July 2007

・Mac Rumors: “New iMac Keyboard Revealed? [Updated]“: 27 July 2007

・BusinessWeek: “Is This Really The New iMac Keyboard?” by Arik Hesseldahl: 27 July 2007

・MacNN: “New slimline iMac keyboard revealed? [U]“: 27 July 2007

・MacUser: “Apple’s new keyboard brings teh shiny” by Dan Moren: 27 July 2007

・TUAW: “Rumor: The new iMac keyboard” by Dave Caolo: 27 July 2007

・Ars Technica: “Is this the new iMac keyboard? Why it could be the real deal” by Justin Berka: 27 July 2007

・CrunchGear: “Apple iMac Keyboard: Bull or Just Fake?” by John Biggs: 27 July 2007

・気になる、記になる…:”新しいApple Keyboardのリーク写真??“:27 July 2007

・GoGo! Machead!:”これが新しいiMacのキーボードになる?“:28 July 2007

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